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長野県に生息する女子大生ですよ

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2009 
June 14
追 憶 (二見 ザ・ミステリ・コレクションコ 5-11 )追 憶 (二見 ザ・ミステリ・コレクションコ 5-11 )
キャサリン・コールター
二見書房 刊
発売日 2009-05-20




好き嫌いの分かれる話 2009-06-04
わたしは記者がヒロインの話は好きではなく、分かった時点で読むのを避ける。

どうしても性格的に好きになれないタイプの女性が多いからで、それは好みの話。

今回は、どうしようか悩んだけれど、シャーロックとサビッチの一連の

シリーズの話なので、読んでみた。


ヒロインのキャリーは記者だけれど、記者として行動していなかったので

あまり嫌悪感は沸かなかった。

(それでも言い方にカチンとくることは何度もあり、まさにベンのいう

「大口叩きのミス・マーカム」の通りの人だと思ったが)


なぜベンとキャリーが互いを意識しだしたのか(特にベンの方が)

そのあたりが全く書かれていないため、ロマンスとしてはまさに

「ヒーローとヒロインだからくっついた」

という、説得力のない理屈でまったく物足りない。

はっきり言えば、要素としてこの2人のロマンスなどいらない。

ただのサスペンスだけにしておけばよかったのに、と思う。

(でも、ロマンスにはほとんどページは割いていないので、

まぁあってもいいか、程度には思うけどね)


そしてラスト。

キャリーに投げつけられた厳しい選択。

キャリーの選択を認めるかどうかによって、この本の読者は

この本に対する評価が分かれると思う。


わたしは認められないし、倫理的にも、記者としても、

キャリーが認めてはいけないことだと思う。


「なんでも打ち明けてもらえるようになりたいよ、キャリー」

これから2人で未来を築こうとするベンの真剣な言葉は、キャリーに届かなかった。

あのラストは、このカップルの暗い未来を書いているように思えた。


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