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2009 
June 14
小説の書き方  小説道場・実践編 (角川oneテーマ21)小説の書き方 小説道場・実践編 (角川oneテーマ21)
森村 誠一
角川グループパブリッシング 刊
発売日 2009-04-10




プロの文体参考に 2009-05-09
旧版の「小説道場」が、加筆・改稿の上、分冊されて発刊されたもの。

あとがきが掲載されているのは「総論」のほうなので、実質的にはこちらが「上巻」にあたると思われる。(書籍番号は逆になっているが)


プロ作家の作品からの文章引用が多いので、「プロの文体」を知るには最適。

小説技巧に関する部分は、簡潔に、オーソドックスに、基本が語られているという印象。書き始めたばかりのアマチュアよりも、ある程度書けるようになった人が、これまでの知識の総論として読むといいような気がする。


注目点のひとつは、「描写」と「説明」の解説部分。小説を書く際には「説明するのではなく描写しろ」とはよく言われることだが、実際には、意図的に説明的な文章を使うことで、作中の効果が上がる場合がある。ミステリの謎解き部分や、SFでのディベート部分などがそうだ。


森村氏は、小説を書くうえで、例外的に「『描写』ではうまく効果が出ない場面がある」ことを認めたうえで、「描写」という表現の豊かさを、実例をあげながら説明している。(同じ内容が「説明」と「描写」ではどう違うか、実例をあげて比べている) 森村氏が、作家として、小説の観察眼に優れた人であることがわかる部分だ。


また、校閲に関するくだりは、森村氏の思考回路(文章のどこに価値を見いだすか)が垣間見られて、非常に興味深い。


さらに詳しい情報はコチラ≫


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